西の雌綱。
人で埋まる58号線。3分の1くらいは米兵とその家族。主催者発表では28万人の人出。
くす玉の下では旗頭のガーエーが繰り広げられる。
空手の形の演舞、太鼓の演舞も終わり、くす玉が割られていよいよ綱が結合される。
重量40t近く、長さ200mの綱の結合にはかなり手間取っていた。結合されるとカネギ棒と呼ばれる300kg近い紫檀の棒が差し込まれて準備完了。
大勢は西側に傾く。西側の綱に九州各県のミス達が綱に登り花を添える、えこひいきじゃん。
5m以上引くか、制限時間の30分が過ぎた時点で3m引いていたら勝ち。今日は16分くらいで西側の勝ち。綱引きが終わると縁起物の綱を欲しい分だけ切って持ち帰る。
関係無いけど、下の写真の右下の男性はケビン・コスナーに似ている。
帰り道に晩飯を済ませる。今日は国場の広島風お好み焼き。店内に入ってソースのボトルを見ると「カープソース」。広島以外では何処に行っても甘い「おたふくソース」ばかりなので、辛口のカープソースが好きなボクはほくそ笑む。
ちゃんと作られた広島風お好み焼き。トッピングにイカ天があったのが嬉しい。旨かったっす。
ゆくりんぼ
那覇市国場398-102
098-833-0538
月~土 17:00-24:00LO
日曜日 昼 11:00-14:30
夜 17:00-22:30LO
水曜休
そばの小。この店は食べる度に美味しくなってる気がする。スープも首里そばの域に届きそうだ。麺も良し、肉も良しで安心の一杯。
那覇の大綱引きを見るために車を走らせていると、こんな車が走ってた。懐かしの三菱ミニカ。
じいちゃん、ばあちゃんが乗ってた。
那覇に着き、時間があるので2坪ほどのコーヒーショップマツダで休憩。マスターはかつての紀乃川の常連さんだ。市場本通りから平和通りに抜ける路地に店はある。カウンター5席のみ。
ボク好みに濃いアイスコーヒー250円。ここのコーヒーの味は侮れない。
ゆったりとした時間が流れる。国際通りからは旗頭行列の鉦の音、爆竹の音が聞こえる。
露地を通って国際通りへ
国際通りは旗頭行列にたくさんの人
萬福楼の前の道を南風原方面へまっすぐ行き、高速の高架をくぐるすぐ手前の左側にある。どうやらセットメニューのみの店らしい。お品書きは2種類。
普通のお宅に上がりこむ感覚の店内で、自然木がふんだんに使われている。ガラス張りの厨房内にはオーナーシェフと若いお弟子さんか?
ボクはジャスミン茶のランチ、連れはプーアール茶のランチ
まずは前菜4種。上からくらげときゅうり、豆腐とピータン、きのこと豚ばら、生春巻き
島豆腐のうえにはピータンとアボカド、なめこ、青唐とソースがかかる。
生春巻きには柑橘系のソースがかかり美味しい。
飲茶セットは2人前にしてくれた。餃子2種と小龍包のセットで、餃子の餡の味が微妙に違う。
プーアール茶風味の鶏ももの煮込み。煮込みのうえにはしめじと茄子とししとうのてんぷらが添えられ、生のはっぱ(名前が思い浮かばない)がが大胆に盛り付けられている。鶏の皮は飴色に染まり、中の身は軟らかでジューシーだ。
鮮魚の切り身蒸し、シークヮーサーソース
切り身は鮭で、蒸した後にフライパンで焼かれ、表面はカリっと仕上がっている。こちらも白菜、水菜、赤いししとう、しめじ、にんにくの茎などが彩りもきれいに盛られている。柑橘系のソースが旨い。2人で取り分けられるようにそれぞれのメイン料理は量を多めにしてくれたらしい。こういうホスピタリティの良さは沖縄では良く体験する。うれしいなぁ~
彩り野菜の混ぜご飯。炒飯のうえに細かく切られ味付けされた野菜がかけられ、混ぜて食べる。野菜類が炒飯の油っぽさを和らげて旨い。
酸らー湯風のスープ。酸っぱくて辛いスープの中には、牛肉、白木耳、きのこ類が入っている。これは熱々で複雑な味わい、かなり旨いスープだ。
デザート3種。シークヮーサーのシャーベットとゼリードラゴンフルーツ(白)、ぜんざい風杏仁豆腐、タピオカミルク小豆入り。
この内容でこの価格は充分満足だった。オーナーはどこかのホテルで修行された後、この店を出されたらしい。そのせいか盛り付けは大変洗練されていて、フランス料理みたいだ。
一品一品の味付けも上品であるが、店の雰囲気は決して気取ってなく、落ち着いて食べられる。
夜はCooさんの誘いで、Cooさんの友人一行と萬福楼へ行く。
美しいエビチリ
白菜の胡麻ソース。本当はアワビを入れるらしいが今夜は庶民のメニュー。白菜だけでこんなに旨いのにこれにアワビが入ったら・・・・・・
定番酢豚。豚は表面カリッと中の肉はジューシー。あぁ・・ご飯が食べたい。
セロリの和え物。油は一切使わず、野菜は茹でてある。オリジナルのタレに漬け込まれた豆腐がなんとも旨い。厚揚げを圧縮したような、チーズのような
豆腐のアップ
人気のラフテー丼。徐シェフが試行錯誤で作り上げたオリジナルのソースで味付けされたラフテー。いやみでない程度に中華の香辛料がほのかに香り、豪快な見た目とはうらはらに繊細で上品な味付け。
メニューにないエビの天ぷらを作ってもらう。この衣の形状は徐シェフのオリジナルで、作り方は想像出来ない。薄くサクサクした衣がプリプリのエビと相まって、感触と味覚の両方を楽しませてくれる。
野菜たっぷりのエビラーメン。白湯スープにはほのかに生姜が香り、ワンタンなどの醤油スープとはまた違った美味しさ。ビーフンにも出来るらしい。
車で10分も離れていない場所に、うめ~家も含めて3店の強力中華があるのはなんというシアワセか!しかもそれぞれの店には個性があり、オリジナリティがあり、ホスピタリティにあふれナンと言っても安い!
それにしても萬福楼の徐シェフのポテンシャルの限界はまだ見えない。表メニュー、裏メニュー、奥さんに言わせると表メニューよりも旨い賄いメニュー・・・・んー道は遠い。
獅子の茶楼(shi-sa charou)
南風原町字津嘉山1740-3
098-889-3608
昼12:00-15:00 LO14:00
夜18:00-22:00 LO21:00
日曜・水曜休
萬福楼
沖縄県南風原町津嘉山1467-4
098-889-2927
11:30~12:00-22:30
無休