伊是名島 第二回しまあかり
しまに渡る。
着いた頃には夕焼けが・・・・
宿のおっさん?J子に似てる?
やがて陽は暮れ・・・・・
ゲストのアコースティックMは、去年のjimamaに比べてここでは知名度が低く、曲のジャンルも違うので島の人たちからは去年が良かったという声が多かったが、銘苅家の一番座に座って聴くアコースティックギターと透明感のあるボーカルは心地よかった。
一泊して帰る。
船に乗り込んでいると、たくさんのお年寄りたちが紙テープで見送りをしていた。
見ると、見送られているのは島ぞうりをはいた小柄なおばあちゃんと、杖を持ったおじいさん。
テープは主におばあちゃんが握っていて、手拭いでしきりに涙をぬぐっている。
勝手な想像だが、病気で本島の病院へ行くのか、なんらかの事情で子供さんのもとへ行くのか、とにかくしばらく島へは戻れない様な長い別れを感じた。
出港直前になり、スピーカーから三線の音と明るい島唄が流れ出した。
見送りの人たちはデイケアや老人会のお仲間みたいで、数人の若いスタッフも混じっている。
皆がそれぞれ島唄に合わせて手拍子を打ったり、手を振ったり、泣きながらカチャーシーを踊っている人もいる。やがて船は岸を離れた。数人が駆け出す、大きな声をかけているが聞こえない。船上のおばあちゃんは手ぬぐいを振り続ける。
やがてテープも切れ、おばあちゃんが手ぬぐいを握りしめる手を見ていると、なぜかボクの目にも涙があふれてきた。
船の別れって辛いなぁ
PHOTO Caplio GX100
久高島で聞いた、死ぬために島を出るのはいやだ、
本島の病院に行くのはいやだ、島で死にたいと
ごねる年寄りの話と瞬時に脳内リンクしました。
高速船ができても、離島の医療や福祉はどうにもなりません。
安田の診療所が廃止されたのをはじめ、
やんばるの年寄りの状況も同じです。
胸が痛みます。
特に離島の港は心に染みる別れがあるような気がします。
あーん、おばあちゃんお元気で。。。
親にも二重生活の負担が強いられます。
セバさんが仰る、死ぬために島を出る・・・・・・・
あの天気の良い朝、おばぁの目には離れ行く島はどんな風に映ったんでしょう。
こんなとこにも地域格差があります。
麻生さん、官僚の皆さん、税金はこういう事に使われるべきじゃないでしょうか?
天下りで何度も退職金を貰う、その一回分だけでも寄付しませんか?
多くのコメントありがとうございます。