ちゅらかじとがちまやぁ

東京都

その一:「目黒揚州商人」

目黒駅から権の助坂を下ったところにある、中国ラーメンの店。
揚州わんたん塩ラーメンを頼む。
見事に透き通った鶏スープに細めのシャクシャク麺、
具はわんたん7個、ほうれん草、めんま、
チャーシュー(中華街で見かける縁が赤いやつ)。

とにかくスープが見事、塩なので繊細な味わいだ。
すすると、鼻に抜ける香りは、干し貝柱のそれである。
わんたんは生姜がぴりっときいたぷりぷり餡で、皮の食感が絶妙。

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その二:「一番」
御徒町から程近いサタケ商店街の中にある、東京ではどこの街にもある中華屋さん。店名は「一番」。

街の中華屋と聞いて思い浮かべるそのままのたたずまい。たんめんを頼む。
デコラ張りのテーブルでスポーツ新聞を見ながらしばし待つ。

おっと!店に似合わず上品なたんめん登場。
きゃべつ、にんじん、たまねぎ、もやし、が塩スープにたっぷり乗っかり、生姜の香りが食欲を刺激する。
野菜のうまみが出たスープをひとすくいすると、きらきらと油が光る。
麺は細めん。塩スープには細めんが良く合うな。

九州ではなかなか食えない“たんめん”。
どこにでも有るので、そう言う意味では、沖縄のすばの位置づけに似ているのかもしれない。福岡では、ちゃんぽんの位置に近いかも。
by tenmorimori | 2003-02-15 07:02 | てんたびめん | Comments(0)