石垣の十三夜はとぅばらーまと石垣牛焼肉に散った
昼ごろの飛行機だったので、空港でメンチカツバーガーを補給。これが意外といける。
西表での業務が無事終了。台風の余波で大荒れの海を高速艇で渡り、石垣に帰ってきた。しかし雨が降っている。今夜のとぅばらーま大会は十三夜の美しい月の下で催される予定だったのだが、市民会館に場所が変更された。
去年の糸満でのとぅばらーま大会を見てすっかりとりこになってしまい、今夜は本場のとぅばらーまが聴けると思うとわくわくする。
会場は立ち見も出るほどの盛況。昭和22年から続いている伝統を感じるなぁ
予選を勝ち抜いた23組の唄者がせいぞろいする。
いずれ劣らぬ実力の持ち主。
去年のとぅばらーま糸満大会で優勝したチュニジアの青年、ムハマドさんもチュニジアの民族衣装で特別参加。普通、笛や合いの手が入り、3~4人で演奏するのだが彼は、自身の三線1本のみで勝負。これはもう才能としか言いようの無い喉を披露して、万雷の拍手を浴びて終了した。唄い終えた彼の目には涙が光っていた。
本選の優勝者は地元石垣の宮良から出場の嘉良 賢治さん(41歳)
授賞式後、感激の熱唱である。
女性の入賞者も出た
とぅばらーまは決まった歌詞が無く、各々が歌詞を作って唄う。素朴な笛の音とぽつんぽつんと弾かれる三線の音の中で、喉を絞って叙情的な声で唄われる。なんとも中秋の名月に合う。
2時間以上の時間があっというまに過ぎ、外に出ると爽やかな風が吹き、道路もすっかり乾いていた。
晩飯抜きで行ったので腹が減った。今夜は「やまもと」で石垣牛の焼肉を食べようと店を目指すが、休み。なんとか違う焼肉屋さんにえいやっと飛び込む。
会社の若者と2人で行ったので、2~3人前の石垣牛の焼肉セット5,300円を注文。
ロース
カルビ
上カルビ
焼くっ!
うまぁぁぁぁいぃぃぃ!うまぁい。脂が甘いだけでなく、肉そのものになんとも良い味がある。
上カルビはなにも付けないで食べるとその美味しさがよぉ~~く分かる。
和牛を褒めるときの常套句やわらかぁ~~~くはない、適度な歯応えがある。これがいい。
石垣牛はステーキよりも焼肉が旨い。これだけ旨い肉をたっぷり食べてこの値段は地元石垣でもかなりお値打ちです。
とぅばらーまと焼肉にご満悦で眠りについたと思いきや、食べすぎでなかなか眠れなかった。
翌朝石垣を後にする。石垣空港での楽しみ「じゅーしーかまぼこ」ピパーツがじゅーしーに混ざっていて旨いのだ。昼飯用にひとつ買う。
飛行機に歩いて乗れるのも離島空港の楽しみ。
なんか物凄い興味そそられました…“とぅばらーま”?
どんな意味なんでしょう…??
島人ぬ宝の歌詞にありますよね?…なので単語だけは知ってましたけど…。
☆二週間後に“やまもと”で焼肉食べる予定でぇす!
島人の宝の歌詞の様に♪ことぉ~ばの意味ぃ~さえわかぁらない♪です(笑)歌詞は対訳を付けてあるやつを読めば分かるのですが、島ないちゃーのボクも唄を聴いただけでは分かりません。分からなくてもこれだけ胸に染み入ってくるんです、不思議ですね。
“とぅばらーま”という言葉の意味も不明です。どなたかご存知ですか?
たくさんのCDが出ているので聴いてみてください。月に照らされた白保の海岸の情景が浮かんでくるような唄です。
やまもとに行かれるんですね、羨ましい。ボクも仕事でちょくちょく行きますので、近いうちに再訪したいと思います。
やっぱり仕事で行くのと遊びで行くのとでは違いますよ。
逆に夏休みでゆっくり行けたあきさんが羨ましい(笑)
それにしても、沖縄の離島というのは魅力ありますね。ボクも出来るだけ訪ねて行きたいと思ってます。