ちゅらかじとがちまやぁ

God Father

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ゴッドファーザーのデジタルリマスター版が期間限定公開されている。この映画は好きで、DVDのボックスも持っている。もう十数回観ていると思う。映画館のスクリーンで観られるのは大チャンスなので期待していた。葬儀屋のボナセーラのアップから物語りは始まる。室内シーンが暗いのはこの映画のひとつの特徴で「コッポラブラック」と呼ばれている。スクリーンで見るとそのビロードの様な闇にダークスーツ姿の男達がうごめくシーンはデジタル処理されてより風格が出て来ている。音声ももちろんデジタルで、ドン・コルレオーネが抱く猫の喉がゴロゴロ鳴っているのも聞こえ、銃の音も凄い。特にマイケルがソロッツォをレストランで撃ち殺す有名なシーンの音声は凄かった。電車の音が段々大きくなり、ピークに達したところでマイケルが銃を撃つ。バーン!ともの凄い音。緊迫感が凄い。
パート3まで続く物語りは“ファミリー”と言うものを描いていて、三作を通じてアル・パチーノが演じる三男マイケルの物語である。次のパート2は若き日のドン・コルレオーネをロバート・デ・ニーロが演じ、ネバダ州に居を移したマイケルの物語と絶妙な編集で並行して映画が進む。若いデ・ニーロがかっこいいんだぁ〜これが。
ボクはパート2が一番好きだ。次週はパート2が公開。
by tenmorimori | 2005-05-15 21:57 | Films | Comments(2)
Commented by seabreezecafe at 2005-08-19 04:51
私も、ゴッドファーザーが大好きです。
で、パート2が一番好きです。
最高ですよね。
・・・あぁ、なんだか寒気がしてしまいました(良い意味で)。
Commented by てんもり at 2005-08-19 10:01 x
そうですか!パート2がお好きですか、嬉しいです。
ビト・コルレオーネが貧乏からだんだん成功する様子が丹念に描かれ、古いNYの町並みも良いですよね。
ボクが好きなシーンは、移民船でNYに着いたビトが伝染病でエリス島に隔離され、自由の女神を見ながらシシリーの歌を歌うところです。
あと、赤ん坊のアンソニーの病気のための薬も買えず、民間療法を受ける息子をじっと思いつめた様に見つめるビト・コルレーネ(デ・ニーロ)。
以前WOWOWで放送された特別編では、成功したビトがシシリーに里帰りし、親兄弟を殺したドンチッチオ(だったっけ)や当時の手下たちを次々と復讐のために殺していくシーンが追加されてました。
公開された映画ではドンチッチオへの復讐だけだったんですがね。