博多うどんの至宝 呉服町みやけうどん
博多人にとっての心のふるさと、福岡を離れても帰省時には空港から博多駅から、まずはここに直行する人も多いんではなかろうか。
うどんの味はもちろん、建物自体、内装、椅子、テーブル、カウンター全てにおいて昔のまま。
中洲の映画館で映画観て、川端通り、寿通りを通って呉服町へ行って大丸で買い物してからみやけうどんでうどんを食べる。
それから呉服町の回転まんじゅうを買って帰る。大通りには西鉄のチンチン電車。
そんな博多の休日を懐かしく思い出す。
うどんは基本330円、それにトッピングはごぼ天、えび天(小エビ)、丸天、きつね(きざみ)がそれぞれ80円、稲荷が一個50円とシンプル。
えび天ときつねうどん。
ざく切りのねぎが斬新で新鮮だ。
派手な商売やイベントなどにも一切加担せず、ただ呉服町の片隅でうどんを出し続けるその姿勢がボクは好きだ。
昔のままの静かな店内で、ただうどんを啜っているだけでこんな幸せな気分に満たされるなんて場所はそう無いぞ。
麺を温める大きな羽釜には、すめの入った大徳利が漬けられている。
駐車場で1個食べたらあまりに美味しくて追加購入。