読谷に集いて猪を頂く 前篇
ろーちゃんと小島さんの試みは、読谷のやちむん作家さん達にすっかり認知されたようだ。
11月28日にその会は開かれた。
通常の読谷共同食堂と違って、やんばるで獲れた琉球猪(ヤマシシ)を頭から片身の殆どを使った料理が用意された。
その様子は、そうっ!「食堂かたつむり」の世界そのものだった。
焼かれて蒸されるヤマシシの頭部
島やさい食堂てぃーあんだに着くなり、濃密な野生の香りを感じる。
日暮れ時、てぃーあんだのガラスも茜に染まる。
工房 十鶴(じっかく)さんの器たちも準備万端。このなかから好きな器を各自選ぶ。
なにやら美味しそうなモノたちが用意されてるなぁ
各テーブルにはかわいい一輪差し。
夕焼けは無料です(笑)
お庭にもテーブルが用意され、炭火がおこされている。気持ちいいなぁ
ボクが選んだ器。
この席は陶芸作家さんたち。楽しそうだ。
さあ日が暮れて
最初の料理は、
「一品目、ヤマシシを煮込んだ、煮込み料理。
腿、首、心臓、腎臓 小腸を赤ワインでグツグツ煮込んで
ターンム(田芋)とムジ(ズイキ)を加え
仕上げにイノシシの血でつなぎました。
野生のイノシシゆえにできるだけ野生の野菜と一緒に、、と
座喜味(ざきみ)の山に自生するセリをあしらって」
共同食堂ブログより
確か、カカオも使われていたと思う。
立ちのぼるいい匂いに、待ちかねた人々が群がる
あぁ・・・・旨いなぁ
後編へ続く