急げ急げ那覇へ急げ!
この便はいつも遅れる、今夜も30分近くの到着遅れだ、急がなきゃ急がなきゃ。
雨の中やっと国際通りに入った。タクシーよ急げ!みんなが居るあの場所へ!
そう今夜は・・・・・・
chojiさんの「琉球パトローネ」はそろそろ増刷されるらしい、素晴らしく良いタイミングで祝の宴だ。
先月ボクはおとんでサイン入りの「琉球パトローネ」を買った。そして冒頭のこの言葉にやられた。
「琉球パトローネ」
沖縄本島と島を結ぶ交通機関は、船かYS11機(プロペラ機)。
親類が沖縄本島へ出向くともなると、子供たちは空を眺め、飛行機を待つ。
静まりかえった空に、SWAL(南西航空)YS11機のプロペラ音が響いてくる。
雲の下をかすめ、銀色飛行機が飛ぶ。
飼い犬と戯れながら、大空に向かって叫ぶ。
「オバ~お土産よ~、買って来てこいよ~。
鉄砲もど~、剣もど~~」
機体が積乱雲に消えていくまで、自分の欲しいお土産を叫ぶのだ。
飛行機は少年たちにとってサンタの様に思えた。
上空には素敵なたくさんのおもちゃが夢のように散らばっていたのだ。(仲程長治)
一気に情景が浮かぶ。
夏の石垣のギラギラした空と真っ白な入道雲、そしてジュラルミンのきらきら光る機体。
人?の良さそうな雑種犬と額の髪を一直線に切った坊ちゃん刈りの「ちょーじ」少年。
ボクまでもがあの幸せだった少年時代に引き戻される。
胸がきゅうとして鼻の奥がつんとした。
仕事着のまま、荷物を抱えて会場に着いた。
受付はミユキちゃんだ、なんと妊娠5か月でふっくらとしていた。お母さんなのだ!
毎月会う人、随分久しぶりに会う人、ちょっと前に会った人、いろんな人が笑顔でハグで迎えてくれる。
石垣金星さんが唄い、chojiさんは神妙に控えて、なぜかお姉さん座りで太鼓を叩く。
やがて始まった「とぅばらーま」は、chojiさんのお母さんが2009年とぅばらーま大会作詞の部で最優秀賞を受賞された詞だ。
「母親(うや)ぬ紡(うみ)たぼーれーる スクイぬ苧麻(ぶー)
唾(つィつィ)ぬかざぬんどゥ 肝(きィむ)に思(うむ)い染(すま)り」
随分小柄な金星さんだが、85歳の見事な肉体から発せられる声は時には優しく、時には怖く、じんじんと皆の心に染み入っていく。
外は篠突く雨だが、会場は八重山の空気に満ちていた。
そして金星さんがアユミちゃんのマフラーに目を付けた。
八重山の風習で、マフラーをてぃーさーじ(手ぬぐい)に見立てて次々に人に渡して、渡された人が踊ると言う狂乱の宴会が始まった。
ごうさんも踊る。
チエさんが踊りながら迫ってきた。フラッシュを間近で焚いたので真っ白のイタズラ好きの妖精かっ!(笑)
えー、ボクも踊りましたとも、お祝いですから頑張りました。
chojiさんの挨拶があり・・・・・
大団円のカチャーシー
カチャーシーが終わると「ミルク(弥勒)節」。
この唄はお客さんが帰ってしまうまで唄われるという見送りの唄。
西表の暗い道をほろ酔い気分で歩きながら、どこまでも聞こえてくる「ミルク節」に送られるという。
いつかそんな夜を味わってみたいなぁ・・・・・・・
宴が終わり、もてもての金星さん。
ボクはそれからイチカラーでナオコさんからもらったパンと肉味噌スパゲティ。
イチカラーにはKAWAさん、mkさん、シズカさんとひ~~~~~さんも居た。
土でから揚げとにゅうめん。片栗粉を使った唐揚げは、和風の味で旨い!
にゅうめんもさすがに良い味出してます。
そして残念なニュースは、しおしおさんが東京へ帰るという事。
今度沖縄で会えるのはいつかなぁ・・・・・
PHOTO Caplio GX100
てんもりさん、遠路はるばるお疲れ様でした。
来年はガーデンハウスで
てんもりさんとご一緒したいなぁ・・・・・
ありがとう
いや〜正座して隣の星座「金星」さんサポート
ありがたくも光栄でした
皆様の輝く笑顔がそろって 最高っすね
増刷は・・・まだまだ(笑・・話のネタでちゅよ〜)
次回は「てんもりさん出版祝賀」楽しみにしています
会話できなくて ごめんね
ありがとうございました
choji
お元気そうで安心しました。しかし、沖縄から離れるとは・・・・・・
人それぞれ事情がありますからね。
今度は通い婚同士かいな(笑)
>chojiさん、お疲れのご様子でしたね。
昼間にでもゆっくりとドライブでもしながら話したいもんですが、当分そんな時間は無さそうですね。
次はmomotoですなぁ、楽しみにしてます。