雪と温泉 男鹿半島男鹿温泉郷 なまはげの湯 秋田料理 1月11日
以前出張で男鹿温泉には泊まったことがあるが、道沿いの景色は随分変わっていた。
秋田市街地を抜け、ほどなくすると日本海が見えてくる。
海越しに、遠く男鹿半島の寒風山が見える。
そしていよいよ“なまはげ”の本場男鹿半島へ、2体の巨大ななまはげがお出迎え。
左端に写る車でその大きさが分かると思う。
が、どうしてもこの中にミスターと大泉さんが入っている気がしてしょうがない(笑)
やがてなまはげラインという半島の北側へ抜けるバイパスを通って男鹿温泉郷へ。
ボクらは、温泉案内で見たなまはげの湯がある「雄山閣」を目指す。
ここは独自の源泉を持ち、男鹿温泉郷の中でも高台にありながめが良い。
なまはげの湯は、大きななまはげの口にパイプが仕込まれ、間欠泉のように短い間隔でぶはっ!ぶはっ!と湯船の中に源泉を噴き出していた。それも横から丁度浸かっている頭の高さぐらいに噴き出してくるので危なくってしょうがない(笑)。
温泉成分が多いこの湯は、季節や時間、潮の干満でその色を変えると言う。そして配管の内部に湯の花が付着しやすく3か月に一回は掃除をしないと詰まってしまうという。
見えにくいが、左側の窓の間になまはげが居てその口からパイプが出ていて温泉が噴き出している。
噴き出す向い側の浴槽の縁が湯の花で幅広くなっている。
こちらが露天風呂。なまはげがじっと睨んでます。
浴槽には湯の花がびっしりと芸術的に付着して歴史を感じさせる。
どこもかしこもなまはげだらけ。
なまはげは夫婦で、赤が旦那、青が奥さんで子供も居る。
強首温泉ほどではないが、やはりしょっぱくて冷めにくいヨカお湯でした。
時刻は4時を過ぎ薄暗くなってきた。
男鹿半島の先っちょ「入道崎」を回って今度は南側の海岸線沿いを周回して帰る。
入道崎は北緯40度。北京やマドリッドとほぼ同緯度だ。
雪と氷の風紋。冷え込んでます。
そしてなまはげに追っかけられるが、からくも逃げ切って秋田へ戻り晩飯だ。
女子2人を先にホテルへ降ろしてレンタカーを返却に行く。
その途中でよさそうな店を見つけたのでホテルから近いそこで晩飯。
「いろり家 秋田川反店」
どうやらチェーン店らしいが、大将の人柄も素朴でほのぼのとした時間と旨い料理で充分楽しめた。
店内は古民家の古材なんかを使ってあり、中央の広い座敷を囲んでカウンター席があり、調理の様子が見えて楽しい。
サービスのいぶりがっこ。
すっきりした地酒「銀風」。ひとくち頂く。
お通しの蒸しはまぐりはせいろの香りが香ばしく美味しい。
刺身は、天然生まぐろ、男鹿アイナメ、男鹿セイゴ、うみゃい!
男鹿黒ソイ煮付けは味濃く煮つけられて、大根おろしがよく合う。
これは食わねば、比内地鶏のクワ焼き。ブリッとした皮がまず旨い、そして身の味も濃厚。
これも秋田名物の桧山納豆。わらに包まれ、大粒でやや硬めの納豆は豆の味が濃くて旨いがな。
生はたはたの炭焼き。生でないとこの卵のとろみが出ないと言う。
はたはたの旬も終わりかけていて、卵がやや硬くなってきていると言うが、この食感ははたはたでしか味わえないもので、旨いなぁ。
ナタ漬けがっこ。浅漬けの大根旨し。
比内地鶏のキンカンや内臓のから揚げ。キンカンをひとつ口に入れ噛むと「パキョッ!」と、この50年口の中で聞いたことのない音がして小爆発。舌先をやけどした。
それでも旨いので食べましたとも。
近海イカの揚げ出し。
そして比内地鶏を出汁に使った切りたんぽ鍋とお握りで締め!
はぁ~~~~旨かったぁ~~~、明日は帰りかぁ、また来たいなぁ・・・・・・
PHOTO Caplio GX100
海の幸も山の幸も最高の食材ばかり!!!帰りにくくなっちゃいますね!
美味しい&美しい景色のお写真、ご馳走様でした♡
なまはげも、いぶりがっこも、きりたんぽも懐かしい〜!!
いぶりがっこ食べ過ぎて、お腹壊しませんでした?(笑)
気をつけないと 「あいつだって頑張ってんじゃねぇかよ!」ってなっちゃいますよ(笑)
あ、潮で納豆頂きました!
大粒のお豆で、美味しかったです〜。
ありがとうございました!!
>こぶたさん、能代まであと少しでしたよ。
ボクは帰ってから「東北2泊3日 生き地獄ツアー」を見直しましたよ。このツアーであの名言「一生どうでしょうします」が生まれたんですねぇ。
納豆は豆だっ!と言いたくなる豆の味が分かる納豆でしたね。
なるべくひっそりとブログを拝見していたのですが、今回の秋田旅行は秘湯の温泉・雪景色・海の幸と、私のツボにはまってしまいました。
いい旅でしたね。
今年も、よろしくお願いします。
追伸、友人の(我が患者さんでもある)版画家の高橋 秀さんの個展が、沖縄三越で1/31~2/2まで開催されます。
お人柄と同じやさしいタッチの版画です。
ナオナオさんに案内のはがきを送りました。
作家本人も会場に詰めていますので、ぜひお運びください。
やっぱり冬は寒い土地に行きたくなります。
今回、寒波が入って雪が降ってボクら旅行者にはラッキーでした。
三越ですね、時間見つけて行ってみたいと思います。
今年もよろしくお願いします。