ちゅらかじとがちまやぁ

南の雄  玉家

沖縄のひとは、土日になるとそばが食べたくなるらしい。昔はそばは贅沢な食べ物で‘はれ’の日に食べていたそうだ。
玉家に行くと言ったら地元の人が我もと同行することに。
12時前に着くとすでに待ちが出ていた。店主自ら駐車場の整理をしている。
家族連れ、営業マン、カップル、観光客、現場のおっさん・・・客層の多彩さにこのそばを支持する幅の広さが現れている。
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回転が早いので、ほどなく入店。ボクはソーキの大600円、同行者はてびちそば。
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んーんなんか進化してないか?このスープ。いつにも増して旨いぞ。
ソーキの骨をすっすとはずし、食らいつく。
肉の味、麺の口当たり、スープの旨みを存分に味わい、コーレグースをひとたらし、ふーちばの葉っぱを3枚ほど乗せ、最後の一滴まで飲み干す。
あー旨い、ひと月ぶりの来店だが、やっぱり旨い
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そば処 玉家
島尻郡大里村稲嶺57
098-946-8885
11:30~16:00 売り切れ仕舞い
月曜休
# by tenmorimori | 2004-12-04 14:50 | 沖縄すばDay By Day | Comments(2)

桜坂社交街 おでん悦ちゃん

国際通りの東側、牧志の近くに古くからの社交街(沖縄では飲み屋街の事をこう言う)、桜坂社交街がある。昔は桜並木がきれいで有名だったらしい。
今は昔、今ではその面影は無く、地名にその名残を留めている。
以前紹介したきよちゃん食堂と丘をはさんで反対側に悦ちゃんは在る。ここも、重症の沖縄シンドロームに罹っているJ子からの情報。バーエロスの近くにおいしいおでん屋があるので、探しておくよーにとのお達しで、多分ここだろうとめぼしを付けていた。
吉田拓郎のコンサートに来たブースカさんと行くことに。
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電気は点いているし、中を覗くと客も見える。よしよしと扉に手をかけるも、開かない。
あれっと思って押したり引いたりしていると、長身のおかみさんが開けてくれた。
薄暗い店内。先客はカウンターに2組、サラリーマン風2人組と若いカップルが静かに座っている。先客のカップルの皿にはてびちの骨が山になっている。
まるで昭和40年代にタイムスリップしたような雰囲気。
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先客のリーマン組が帰る、僕等もてびちとごぼう巻き、厚揚げなんかを注文。小うるさい有線もかかってなく、しんとした中静かにてびちを食べる。甘い、旨い!うまーーーーい!
ねっとりとした、皮とゼラチン質、わずかな赤身がきしきしと歯を刺激して絶妙なアクセントになる。ブースカさんはオリオンビールを飲みながら、半ば呆然としててびちを食べている。
「ちょっとご飯食べるね」とカウンターの隅で晩ご飯を食べていたおかみさんが、古いジュークボックスで石原裕次郎と美空ひばりの唄をかけてくれる。
なんともタマラナイ。2人共あまりしゃべらずにこの雰囲気にどっぷり浸っている。

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2曲が終わり、ブースカさんがコインを入れ、選曲。ジュークボックスの中で機械の音がゴトゴト鳴り、夜霧の第二国道が流れ出す。
お父さんの思い出の曲らしい。
ブースカさんがぽつりぽつりと昔の事を話し出す。ここには人をそんなふうにさせる空気が濃密に漂っているみたいだ。ボクも昔のムード歌謡や沖縄民謡を選曲する。ジュークボックスのアナログサウンドが耳に心地よく、酒が飲めたらなぁーとこのときほど思った事はない。
おでん鍋の横におおきな鍋が火にかかっていて、ときおりおかみさんがそこからスープを注ぎ足す。聞くと、そーき(豚のあばら)のみで出汁を取っているとの事。
それでこんな味が出せるなんて、なんでこんなところにこんな美味しいおでん屋があるの?
このてびちを見てください・・・・・・・
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「いつまでも居たいです」ブースカさんがつぶやく・・・ボクもそう思う。

鍵の謎を聞く「なんで鍵かけているんですか?」おかみさん、笑って答えない。「変なのが来るんですか」、「いーや来ないよ、今度からノックしてね」
そういう店らしい。

都市開発の波は強力に近づいている、ことに国際通りに近いこの辺りは、すぐ近くまで道路拡張が進んできており、数年後には“きれい”に開発されてしまっているかもしれない。
この雰囲気は造っては出来ない、今の間にせいぜい味わっておこう。
# by tenmorimori | 2004-12-03 22:17 | しかまんけぇ | Comments(7)

沖縄そば なかむら屋

上海から帰ってどうも体調がすぐれない。かの地の乾燥と砂ほこり、排気ガスで喉をやられ、冷え込みで風邪をひいたらしい。
なにか身体に良い物をと考え、以前より気になっていた「なかむら屋」のニライそば700円を食べに行く。

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このそばは、抹茶・うこん・ごーやが練りこんであり、きれいな緑色をしている。
注文を受けてから茹でられる生麺で、つるつるとした食感は讃岐うどんのようだ。
噛み込むとほんのり抹茶の香りとわずかな苦味、土の匂い。
やや甘めのつゆに漬けて一気にすする。冷たい麺が荒れた喉にやさしい。
ただし、つけ麺にしては量が少ないと感じた。こんなに風邪がひどいのに、食欲は衰えていないのだ。中華味も有り。

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なかむら屋
宜野湾市大山2-15-11 R58沿い ジミーズの近く
098-897-6859  10:00~21:00
無休
そばの他に定食類もあり
# by tenmorimori | 2004-12-03 19:43 | 沖縄すばDay By Day | Comments(4)