ちゅらかじとがちまやぁ

カテゴリ:祭り・イベント( 350 )

第一回とぅばらーま糸満大会で大工哲弘さんに鳥肌

最近南部を車で走るとき「FMたまん」をよく聞いている。これが面白い。一日のプログラムの殆どがうちなーぐちなのだ。沖縄民謡中心の選曲も興味深く、リクエストしてくるお年よりとパーソナリティーのやりとりも言葉がわからなくても笑ってしまう。FMたまんは糸満の市内に局があり、出力も弱いのか、西原あたりで聴こえなくなるのが残念だ。そしてこのFMたまんで告知があっていた「第一回とぅばらーま糸満大会に行って来た。ボクの乏しい知識で説明すると、とぅばらーまとは八重山地方を代表する民謡で、歌詞はアドリブで付けられ、歌詞の内容は情歌、労働歌、家族愛、八重山愛、世界愛・・・・・なんでも有りである。
三線をぽつんぽつんと弾いて唄われるとぅばらーまは実に島の風土に合う。
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糸満で初めて開催される大会には数多くの人々がエントリーし、今夜は予選を勝ち抜いた24人の人たちが各々のとぅばらーまを披露する。会場に来て気付いたのだが、審査員に大工哲弘さんがいて、最後にとぅばらーまを唄ってくれるらしい。こりゃ楽しみだ。
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アトラクションも終わり、陽も落ちてきた。観客も満員になってきている。いよいよコンテストの始まりだ。出場者はお年寄りはもちろんの事、十代の少年やチュニジアの長身の青年もいてバラエティに富んでいる。いかにとぅばらーまが浸透しているかの証だろう。
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子供も芝生に正座し神妙に聞いている。
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個性溢れるとぅばらーまが終わり、特別出演の踊りや唄が始まる。
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大工哲弘さんのとぅばらーまはこの大会に向けて新たに作られたのだとか。すっと肩肘はらないとぅばらーまは、コンテスト出場者の熱演を聴いた後の耳に心地よく、涼しい秋風にのって頭上の満点の星に吸い込まれるようだった。
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ただひとつ残念だったのは、ボクの後ろにどかっとカメラバッグを置いて撮影しだした無神経カメラマンだ。多分アマチュアカメラマンだと思うが、一眼レフとデジカメを併用して人の頭の横で平気でストロボを光らせるし、演者ごとにデジカメを取り出し、スイッチを入れるので起動音がピロピロピッとその度ごとに鳴るのだ。ピントが合うピッピッピッという音も非常に気になるし、奴は演奏が終わっても拍手もしないのだ。たまらずボクは場所を変えた。
by tenmorimori | 2005-09-24 22:31 | 祭り・イベント | Comments(2)

糸満真栄里

昨日博多から帰り、今日はかねてから計画していた糸満真栄里大綱引きに行こうと思っていた。朝から洗濯をして雑用をこなしている内に、なんとなく人ごみに行くのが億劫になり、ボーっとしている内に午後になる。天気も良いので北名城ビーチに行き、読書と昼寝。うとうととまどろんでいると、名城集落の踊りの音楽が風に乗って聞こえてくる。
帰りに集落を通ると公民館の前では地元のお年寄り達が踊っていた。以前行った知念のヌーバレーに比べて少人数でなんともほのぼのとした祭りだった。こうやって大事に受け継がれていくのだな。しみじみと感動する。
帰り道に真栄里入り口がある。涼しくなったし、演芸会でも見ていこうと行ってみた。今年は真栄里の広場に東屋が完成して、この一帯の整備事業が終了したらしい。その完成記念も兼ねたお祭りになっている。ボクが行ったときは、来賓や地元の偉い人たちの挨拶が行われていた。長い挨拶も終わり、いよいよ演芸大会の始まり。夕空に三線の音が鳴り響き、静かな踊りから始まった。空のグラデーションと踊り手の衣装、赤瓦がきれいだ。
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島根性のTシャツは真剣に欲しくなった。
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ここでもハイカロリー屋台は健在。子供達が走り回り、正しい秋祭りの様相だ。
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適当なところで切り上げ、祭りを後にする。段々と小さくなる三線の音と唄、観客のざわめき。空を見上げると、大きなオレンジ色の月が昇ってくるところだった。
by tenmorimori | 2005-09-19 09:08 | 祭り・イベント | Comments(8)

知念 知名のヌーバレー

最近よくのぞいているブログにチュラバナ・プロジェクトというものがある。くらげさんが管理者で、やんばるまでも原チャリに跨り、精力的に沖縄の文化を紹介されている。そのブログで知念村字知名で毎年ウークイの翌日に行われている「ヌーバレー」という祭りが紹介されていた。
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1000人にも満たない字の住民だけで160年余の歴史があるらしい。ヌーバレーとは凄く簡単に言うと厄を祓う祭りである(詳しくはチュラバナ・プロジェクトで)。知念知名なら会社から30分程度で行ける。仕事を終わらせかけつけると、字の入り口で子供エイサーが行われていた。
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エイサーが終わり、旗頭を先頭に会場の農村広場まで練り歩く。三線のメロディがいい!短いフレーズを繰り返し、合間に掛け声をあげ、鉦や太鼓が伴奏をする。
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会場は準備万端整っている。うーまく(悪がき)どもも準備完了だ。客席からは海が見え、津堅島、久高島も見える素晴らしいロケーション。
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最初の演目「長者」が始まる。踊りのレベルは驚くほど高い。ステージ右のすだれの中に三線、太鼓等の演奏隊がいる。全編生演奏である。音をお伝えできないのがなんともクヤシイ
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子供エイサー。やらさせている感が全体から立ち昇り、なんともゆるい雰囲気に和む。
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それから次々と村民の出し物が続く。みんな見せ所を心得ていて、飽きさせない。
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胡蝶の舞。これを踊るのは化粧をした若い男性で、花と蝶に扮してコミカルな踊りを踊る。名物の踊りらしく、若い女性がキャーキャー言って最前列に陣取り盛んに写真を撮っていた。
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やがて暗くなり、裸電球が灯る。
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戦争を生き抜いて来たお年より達。
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子供はきちんと幼い兄妹の子守をしながら見ている。
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おじぃ達は酔っ払い、子供は走り回り、おばぁ達は一生懸命手拍子を打ちよく笑い、みんなそれぞれの役目を正しく務めている。ここは現代の日本だろうか。夜風に吹かれ、目をつむり三線の音、太鼓の音、観客のざわめきを聞いていると俗な言い方だがまるで天国に居るようだった。黒澤明の夢の中に迷い込んだようだ。
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いよいよ、知名出身の人間国宝「照喜名 朝一」さんの登場である。三線1本と腹から搾り出す様な甲高い声が知名の部落に響き渡る。凄まじい実力。
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途中夕立に洗われた空気の中、満月が舞台上に昇る。ますます現世離れをした風景になってきた。
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演目も進み、いよいよ最後の仲里節が始まった。伝統的な琉装の女性達が現れ、手に持った四つ竹の音がチャッチャっと小気味良いリズムを刻む。
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約4時間、30もの演目が終わり、最後は舞台上でカチャーシが行われる。お年寄り達の腰の動き、手の舞いが素晴らしい。この後はグソー(あの世)の人たちに舞台を明け渡すらしい。
遠く見える海は、月の光で銀色に輝いていた。
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満月が知念の海と雲を照らす。久高島の光が見える。
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一旦部屋に戻り、床につくが眠れない。ふと起き出し、着替えて車を出す。向かう先は知念村である。グソーの人たちのヌーバレーは行われているのだろうか?
車内の時計は2時すぎを示している。村は月の光に照らされ、道ははっきり見える。ヌーバレー会場の農村広場はもちろん静まり返っている。客席に座り、じっと耳をすますと・・・・
かすかに三線の音がする、鉦の音もする。まさかと思って目を凝らすと、舞台の屋根の向こうに旗頭が見えてくる。体はこわばった様に動かないが、不思議と恐怖は感じなかった。やがて農村広場に上る坂道から旗頭を先頭にした道じゅねーの一行が見えてくる。道じゅねーやニコニコ笑いながら付いてくる村民の姿は見えるのだが、今度は音が一切しない。耳の中にジーーーーーっと音がしている。次の瞬間気が付くと、観客席は一杯である。ただ服装が、先ほどの舞台で見たような古い農民の姿が殆どである。子供もかすりの着物を着て走り回っている。
なんと喋っているか分からないが、ザワザワと一団のざわめきとなって聴こえていて、その中に笑い声や女性の嬌声も混じっているのが分かる。舞台を見ると、電飾は無くなり、松明と提灯の光で村民の出し物が楽しそうに繰り広げられているのだ。
また耳の中でジーーーーーーーーっと音が鳴り出し、次に気が付いたときには舞台上に居た。
観客席を見回すと、亡くなった知人や父親の顔が見える。それらの顔は笑っているのだが、怒ったような困ったような表情にも見えるのだった。
ボクは三線を弾きながら唄っていた。汗水節、海のチンボーラー、カイサレー・・・次々と歌う。指が血だらけになっても唄う。汗が目に入り、泣いているのか汗が滲みているのか分からないが、涙がどんどん頬を伝う。
どれくらい唄っていたのか分からないが、背中側から朝日が近づき、空が明るくなりだしたとき、それまで、顔は笑っているが、一切音を発しない観客から万来の拍手と指笛が起こった。子供、お年寄り、村の顔役、長老みんな一生懸命に拍手をしている。
人生でかつて感じた事の無い恍惚感に身をゆだねる・・・・・朝日がサァーと差し込んできた。

その日以来、テンモリの姿は忽然と消えた・・・・・・

とゆーよーな出来事が起こってもおかしくない雰囲気の祭りだった。
by tenmorimori | 2005-08-20 17:57 | 祭り・イベント | Comments(6)

道じゅねー 勝連南風原 胡屋 園田

すっかり満足して平敷屋を後に車を走らせていると、道端で道じゅねーをやっていた。勝連の南風原地区の青年会らしい。こじんまりとした団体で、地方も2人、羽織はかまではなく、すててこ姿で三線を弾いている。しかしエイサーはしっかりしたものだった。
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コザ(沖縄市)へ車を進める。もうひとつの目的である「園田(そんだ)エイサー」の道じゅねーを見るためだ。園田地区に向かう途中、胡屋青年会の道じゅねーに行き当たる。
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楽しいエイサーだった。近隣の住民や観光客が取り巻く中、最後の「唐船どーい」が軽快な裏ビートのリズムで始まる。エイサーの締めに必ずと言っていいほど演奏される曲で、この前奏が始まったら踊りださずにはいられない。気が付くと、イヤッサッサッサッサッサッサッサッサーと手拍子を打ちながら叫んでいた。みんなニコニコしている。

お目当ての園田エイサーは、園田地区の奥深くの路地に道じゅねーを進めていた。平敷屋、千原などと並び、人気のエイサーなのだ。暗く、狭い曲がりくねった上り下りの路地を取り付かれたように踊りながら進んでいく。
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少年達は振り付けを真似ながら付いていく。
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隣人の顔も判別出来ないほどの暗がりに、三線の音、太鼓の音、男性、女性の合いの手が響く。多くの人がまるでハメルンの笛吹きの様にぞろぞろと付いていく。
このままグソー(あの世)まで連れられて行くような恐怖を感じる。

この後、諸見百軒通りで隣の諸見里地区とのエイサーの饗宴が始まるのだ。それを目当てに多くの観客が道端に座り込んで待っていた。12時近いコザの大通りは大渋滞であった。
by tenmorimori | 2005-08-19 15:57 | 祭り・イベント | Comments(3)

ウークイの平敷屋エイサー

エイサーの話題で必ず人々の口にのぼる勝連半島の「平敷屋エイサー」。今まで糸満エイサーや全島エイサーで見て、他地区のエイサーに比べて異彩を放っていた。祈りを捧げるような振り付けとパーランクーを手に踊る男たちの衣装。ふてぶてしいチョンダラーの振る舞いや指笛。食べ物でも言えるように、なんでもやっぱり本場で体験したい。
情報を収集すると、ウークイの夕刻に拝所(うがんじょ)の前でエイサーが奉納されると言う。これは見たいと車を走らせた。
立派な拝所である。地方(ぢがた)のマイクやスピーカーはすでにセットされているが、一向に始まる気配が無い。沖縄らしくのんびり待つ。野良犬も今から始まる喧騒を知ってか知らずか、のんびり愛想を振りまいている。
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ふと気がつくと、遠くの方から指笛の音が聞こえてきた。地方、踊り手、チョンダラーが一緒に指笛を吹きながら練り歩いて来ているようだ。だんだんと音が近づき、平敷屋青年会の西のエイサー隊が現れた。地元ならではの雰囲気にドキドキする。
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待つうちに夕立が激しくなり開始が遅れるが、やがて小降りになっていよいよ開始。組頭と刺繍の入った衣装でまずはチョンダラーのご先祖様への挨拶の踊りから始まった。
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男性陣の真摯な踊りと、女性陣の手踊りのしなやかさに圧倒されているうちにやがて暗くなり、雲もいつしか切れ、赤い月が昇ってきた。幻想的な雰囲気がいっそう盛り上がる。
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今までとは打って変わって、激しい太鼓に導かれ松明を掲げたチョンダラーたちが現れる。照明が落とされ、松明の明かりだけで妖しく舞う。
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みっちり1時間ほどの演舞が終わると今度は東の出番だ。チョンダラーの衣装が違う。
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なんの変哲も無い村の三叉路で繰り広げられるエイサーに衝撃と言っていいほどの昂ぶりを覚える。つたない文章や写真では伝えきれない。興味が湧いた人はぜひ見に来てほしい。
エイサーの画像アルバム
by tenmorimori | 2005-08-19 14:32 | 祭り・イベント | Comments(2)

糸満喜屋武のエイサーを見に行く

umeさんとumeさんの友人2人にご一緒させてもらい、喜屋武のエイサーを見に行く。umeさん、すみません。このチョンダラーの写真があまりにかっこいいので自分でアップしました。
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車を降りると暗い、この暗さがいいなぁ~。最近夜の暗い場所が少ないので、久しぶりに夜は暗いものだと認識した。そして人工的な明かりが少ないので月の明るさが映える。月明かりに照らされた雲がなんともきれいだった。海のほうを見ると喜屋武岬の灯台が見える。沖縄本島最南端だ。先の大戦の時には、住民が追い詰められて多くの犠牲者が出た場所。歩く先の広場からエイサーの音楽と太鼓の音、提灯の明かりが見えてくる。
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子供エイサーが終わり、喜屋武青年会のエイサーが始まる。地べたに座り込みワクワクと待つ。平敷屋と同じく、チョンダラーの見せ場が多いエイサーだ。喜屋武エイサーには40年(だったような)の歴史があるらしい。殆ど地元の人たちであろう観客はおおいに楽しんで見ている。みんな良い表情をしている。なによりも間近で見られるのが楽しい。吊られた提灯も祭り気分を盛り上げる。
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何十年も前からこんな祭りを楽しんでるなんて、ずるいぞ沖縄!
by tenmorimori | 2005-08-18 22:18 | 祭り・イベント | Comments(15)

那覇 1万人エイサー

久しぶりにエンダー(A&W)で朝食。こちらはロイヤルホストが無いのでたまにここに行く。何も無い休日の朝は、ロイヤルのフライエッグモーニングを食べながら読書をするのがささやかな楽しみであった。
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昨日HDD付きのDVDレコーダーをやっと買ったので分厚い説明書を持っていく。
なぜ今買ったかと言うと、ビデオデッキの録画の調子が悪くなったのと合わせて、NHKBSで「男はつらいよ」の全作品放送が始まるからだ。若い頃からこのシリーズが好きで、友達にも笑われたりしていたのだが最後の作品までキチンと映画館で観た。その映画館も随分と変遷していったものだ。昔は笑うために観ていたのだが、歳を重ねて最近は涙が出たりする・・・寅さんと境遇が似てきたからか?このままひとりで死んでしまうのか?

このデッキを買うためにあちこち見てまわったが、改めてB電器の価格の高さに驚いた。福岡では家電品は大体B電器で買っていたけど、沖縄ではDオDオなんかと比べて全く同じ機種で最大14,000円も価格差があった。10万以上もするハイビジョン機器ではなく、4~5万代の価格帯でこの差は大きすぎる。結局250GBのHDDで地上波チューナー×2、BSアナログチューナー×1を内臓したデッキを5万円を切った価格で購入。

昼は家麺。ローソンで見つけた「かっぱえびせん焼きそば」。カルビーと明星のコラボ商品。
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作ってみると物凄いえびの香りがする。それもえびの香りの良い部分と悪い部分が合わせて立ち昇り、えび好きには堪らないが、えび嫌いの人は30mほど後ずさりをするだろう。
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夕方から国際通りの1万人エイサー祭りに行く。
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圧巻はなんと言ってもうるま地区の与那城青年団。平敷屋の流れをくむトラディショナルなエイサー
まずはチョンダラーの見せ場だ“赤田首里殿内”のメロディーで静かに独特の振りで踊る。他の踊り手は、座って「スッ!スッ!スッ!」と合いの手を入れる。 
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やがてそれぞれのパーランクーを手に踊りだす。やっぱかっこいい。
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国際通りの7~8箇所で順次、参加各地区のエイサーが踊っているので、あちこちから三線と太鼓、島唄が聞こえてくる。そんな雑踏をそぞろ歩いていると、しみじみ“おきなわ”が染みてくる。来年の夏はここに居られるのかなぁ・・・・

先週真栄田岬で、東京から来た28歳の男性観光客が浮いているのが発見された。スノーケリング中だったらしい。新聞では意識不明の重体と書かれていた。
楽しい反面、こういう事故が珍しくないのも沖縄だ。
by tenmorimori | 2005-08-08 09:46 | 祭り・イベント | Comments(6)

糸満エイサー

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今年もやってきたエイサーのシーズン。思えば去年この糸満エイサーで、そのカッコ良さにエイサーの虜になったのだ。
ミス糸満の選出予選も終わり、まずは具志頭村の新城(あらぐしく)青年会エイサー
紋付を着た地方(ぢかた)が渋い喉を披露する。最初はチョンダラーが静かに踊り始め、やがてドンっと太鼓の音が響いて始まる。鳥肌立つ瞬間だ!
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続いては、座波青年会
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沖縄の祭り名物、ハイカロリー屋台。奥からフライドポテト、イカ焼き、焼き飯、焼きそば、豚ばら串、ジャガイモ、お好み焼き等々
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ミス糸満の二次審査が終わり、いよいよ平敷屋青年会のエイサー、東(あがり)と西(いり)の2組があり、今日は東(あがり)。この地区はエイサーの発祥の地と言われ、質素で内面的なエイサーで知られている。チョンダラーの扮装も独特。
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20人近いチョンダラーの指笛とパーランクー(手持ちの小太鼓)のみの鳴り物で、全員裸足である。振り付けも質素で地方の三線と唱に合わせて指笛とエイサーエイサー、スリと声を張り上げて静かに舞う。えらくかっこいい!ボクの後ろの若い女の子は「しにかっこいい!」と盛んに声を張り上げていた。
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一種荘厳な雰囲気で予定の30分を越えて平敷屋青年会が終了、まだまだ見たいがしょうがない。古武道の演舞とミス糸満の発表が終わり、暗くなって次は沖縄市の安慶田青年会。若手中心のエイサー。そしていよいよ地元の大里青年会、武富青年会のエイサー
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大里青年会には糸満エイサーのアイドル?「大ちゃん」がチョンダラーで参加。観客から盛んに大ちゃん大ちゃんと声がかかっていた。大里青年会はチャンダラーが元気だ。
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武富青年会は、観客が思わず「上手い」とうなるほどだ。素人のボクが見ても、振り付けのダイナミックさや、統率のとれた動きは見事だった。かっちょえ~~~
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最後は総員カチャーシ、唐船ドーイのメロディにのって狂乱状態。イヤ・サッサッサッサッサッサー
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by tenmorimori | 2005-07-24 22:55 | 祭り・イベント | Comments(6)

平和祈念公園 アルベルトを聴きに

明日は沖縄慰霊の日。20数万人が亡くなった約3ヶ月の戦闘が終了した日。平和の礎を抜けたその先には平和の火が燃えている。
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平和の礎に記されたご犠牲者の名前の前に遺族の人たちが集まりそれぞれの供養をしている。親なのか、兄弟なのか、子供なのか、しんとした夕暮れのひとときに花をたむけ簡単なお弁当を開いているグループも居る。明日の慰霊の日は多くの人が集まるので親族だけで静かにお参りをされているのだろう。
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神谷千尋 今日は地元糸満の青年会議所の主催でコンサートが開かれている。平和祈念資料館のホールには老若男女で満員だ。遅れて入ると澄んだ歌声が聞こえる。三線を弾きながら裸足で唄う神谷千尋の声は元ちとせに通じる独特の声だ。言葉で言い表すのは難しいが確かにこれは“島”の声だ。
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続いてはディアマンテスのアルベルト城間、今日はアコースティックギター1本で登場。最初はBOOMの島唄をスペイン語で唄う。聞き馴染んだ曲だがスペイン語で聞くとこの曲の違った魅力が沸いてくる。この驚くべき歌唱力はなんだ?
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2曲目は「魂をコンドルにのせて」。アルベルトが沖縄に来て間もないころ、生まれ故郷のペルーで青年海外協力隊の日本人の青年3人がテロリストに殺害されるという事件が起こった。その3人の中に沖縄出身の若者も含まれていた。故郷で起こった信じがたいニュースにスペイン語で歌詞を書き、BOOMの宮沢さんに日本語訳をしてもらったと言う。沖縄とペルーの悲劇を唄う入魂の1曲。ギター1本で唄う声が響き渡る、じっと聞き入る観客。
3曲目は「アスタマーニャ」かつて沖縄から南米各地にたくさんの移民が海を渡った。アルベルトもその子供、孫なのだが、その移民社会の中で代々子守唄として歌われてきた曲があるという。アルベルトは沖縄に来て初めてそれが沖縄の古い民謡だったと分かったそうだ。昔の沖縄には“毛(もう)あしび”という習慣があった。若い男女が夕方から浜辺や広場に集まり、三線を弾いて唄い、酒を飲み遊んだという。今で言う合コンみたいなもので、気の合った男女はそっと暗がりに消えて行き残ったのは三線弾きのボクだけだったと嘉手苅林昌さんは笑い話で語っていた。そんな毛あしびの中から生まれた曲で、うちなーんちゅはみんな知っているし、ボクは映画のホテルハイビスカスで知った唄。みーみんめーみーみんめー、ひーじんとーひーじんと、しーやーぶーしーやーぶー・・・・・沖縄はおろか世界中のうちなーんちゅの脳に刷り込まれているその唄をアルベルトが新たな解釈で作った曲。この曲を作ったとき、奥さんは妊娠していたそうだ。
そんな話を聞かされて、生でこんなやさしい唄を唄われるとボクの涙腺はすっかりゆるゆるになってしまった。
最後の曲は「片手に三線を」うちなーんちゅのアイデンティティと平和への願いを込めたストレートな歌詞が気持ち良い。大好きな曲である。朗々と唄いきって短いライブは終了した。

ライブが終わって駐車場に向かう。日はとっぷり暮れて太平洋からはオレンジ色の妖しい月が昇ってきている。空には星が出ている。平和の塔の下の道をひとり歩く。まわりは真っ暗で、さらに暗い森の中には何者かが居そうな雰囲気がある。明日は沖縄慰霊の日、改めて沖縄戦の事を思う。
by tenmorimori | 2005-06-22 20:58 | 祭り | Comments(3)

JNSの旅 ハーリー〜パライソ〜闘牛

JNSとは、J子とN子とsatoyanの事。この週末珍しい組み合わせで沖縄へ来た。15日で本部へ移転する紀乃川へ行くのをメインテーマに、闘牛も合わせて楽しむ。
夜の紀乃川入り口、国際通りの喧噪が漏れ聞こえる。
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もうすぐ永遠に無くなるいつもの店内。今日は何時になく賑わっていた。
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じゃがいもチャンプルー。最近は注文せずともいろんな旬の野菜を使った料理を自動的に出してくれる、しかもどれも旨い。ちょっとした一工夫がビシッとつぼに入っている。
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うんちぇーと豆腐のチャンプルー。旨かったー
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ボクが始めて紀乃川へ来た2003年1月当時営業していた隣のむつみ園の入り口。店内を覗くと長いカウンターの向こうに痩せたオババがすっと立っていた。
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今も入り口を守るシーサー
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紀乃川の帰りにステーツサイズでステーキを食ってしまうおバカな一行。
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11日土曜日。松そばで1麺目。ボクは塩バターそば。淡白なスープにバターが程よいこくをプラスする。
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次にコザの亀に行き骨汁。あまりの旨さに一行文字どおり舌を巻く。返す刀で歓会門の手打ち木灰そば。今日は歓会門の生みの親のあばあちゃんが店に居た。ときどき見に来てるんだろうか。ここの麺はやっぱり旨い。
部屋で休憩し、夜は久茂地のパライソでディアマンテスのライブ。今日が誕生日のJ子のためになにかサプライズをとJ子の彼女N子とsatoyanに頼まれていたので、店のマネージャーにこっそり頼み事。ライブ中にアルベルト城間から一言お祝いを言ってもらう事にしてもらった。もちろんJ子には内緒で。もうすぐ恥ずかしい思いをする事に全然気付かないJ子にほくそ笑む。
照明が落とされ、ステージ裏の暗幕の裏からアルベルトがひょこっと姿を現す。satoyanとN子の息を呑む気配が伝わる。スポットライトの当たったアルベルトはカッコイイのだ!ほんとに!アコースティックギターを抱えてジャッ!と弾き出すと一気にラテンの世界へ。ほんの3メートルほどの目の前でディアマンテスが生演奏している、凄い凄い!やっぱりこのリズムは自然に腰が動きますね~、なにより歌がうまい!声の張りが尋常でない!サルサとロックと沖縄音楽がチャンプルーされた楽曲はディアマンテスオンリーワンの世界だ。
3曲ほど済んだところでアルベルトのトーク。「今日誕生日の方がいらっしゃってますね、J子さんどこですか?」J子がびっくりしている。驚かすと目がまん丸になるので面白い。J子は舞い上がってアルベルトの質問も聞き取れないくらい。それではとJ子のために1曲歌ってくれた。カリプソモードのさわやかないい曲だった。ディアマンテスのみなさんありがとう。
2ステージ、都合2時間、たっぷり演奏を聞けた、こんなに楽しいとは思わなかった。沖縄に来られる方に絶対にお勧めしたい。1st、2ndステージの終了後にはアルベルトが客席を回ってくれる。そこで話も出来るし写真も一緒に写ってくれる。
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ライブ終了は11時を回っていた。晩飯は「南風(ぱいがじ)」に行く予定なのであせって電話をしてみるとOKだった。店に着くと表の照明は落とされていたが快く迎えてくれた。上握り2人前、かっぱ巻き、あら炊き、大とろ握りをちゃっちゃと頼む。大将は「今日は忙しかったよ、昼の1時からずっとだから」とホッとした顔で話している。なんか店全体にほどよい倦怠感が漂って、まったりといい感じで寛ぐ。写真は握り2人前
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大将から「今日は娘さんと?」などと冗談を交わしながら旨い料理をつつく。お母さんが作るあら炊きを無言で貪り食うと静かだねぇと笑われる。〆の味噌汁も魚出汁が効いて旨い!

翌朝、早い便で発つJ子を空港へ送り、3人でローズガーデンブランチ。今日は太陽が差し込むROSE ROOMで食べる。
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今日は以前Cooさんが玉砕したオムレツに挑戦。トーストの大きさと比べてもらいたい。
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半分食べて白旗を揚げる。残りは持ち帰りに
沖縄市営闘牛場で闘牛観戦。
大きい牛で1tを越える。2頭で2tの圧倒的な質量の激突は単純に興奮する。押し込まれた牛が目の前のフェンスにドガっとぶつかり、フェンスの根元のコンクリートがたまらずボコッと割れる。
写真は結びの一番で勝った「黒冨士ももちゃん号」に跨り勝どきをあげるももちゃん。牛主のお孫さんだろう。satoyanのブログにも写真がアップされてます。
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観戦途中ワサワサと風が吹き出し、大雨が降り出しても何事もないように対戦は続けられる。ボクはたまらず雨宿りをしたがsatoyanとN子はひとつの傘に入り熱心に見入っている。雨がやんで日が差し、コンクリートのベンチが乾いてきた頃にまた雨。でもこれはこれで風情があった。
プラザハウスのスーパーに寄り、豊見城のスーパーに寄る。satoyanは出来立てでまだ熱い島豆腐とゆし豆腐を買い込み機上の人に。
ローズガーデンのオムレツ以降なにも食えなかった。9時前に寝てしまう。
by tenmorimori | 2005-06-13 12:18 | 祭り・イベント | Comments(6)