ちゅらかじとがちまやぁ

「ヒロシマナガサキ」

長崎に原爆が投下された今日、桜坂劇場にドキュメンタリー映画「ヒロシマナガサキ」を観に行く。劇場に着くと空には立派な虹が・・・・・・
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今の時代こそ「ひめゆり」と共に観るべき映画。被爆者達の生き残ってからの余りに過酷な人生に、あの日死んだ方がむしろ楽だったのではとも思わせるほど、被爆後62年経った今でも身体に心にざっくりと傷跡が残っている。
なにかに、打ちのめされて外に出て、坂を下ると洋服店が一軒だけ営業していた。
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PHOTO Caplio GX100
by tenmorimori | 2007-08-09 16:57 | Films | Comments(2)
Commented by photo_artisan at 2007-08-10 22:16
母方の祖父は広島で被爆して8月30日に亡くなりました。
母は今でも多くは語りません。
多分、心の傷が癒える事は無いでしょう。
Commented by てんもり at 2007-08-13 22:35 x
まさに百聞は一見にしかず、この62年間決して妹の名前を口にしない夫人や、服を脱ぐと肋骨が露出している様な傷跡の老人、そしてその老人の当時のカラー映像。本人達は決して口にしたくない出来事を語ってくれた心の内はどうだったんでしょうね。
壮絶なフィルムですけど、これがアメリカのケーブルテレビで放映される意味は大きいと思います。