ゲゲゲの旅 2日目の1 松江から境港
松江城へ。この城は戦災にも遭わず、創建当時のまま残っている貴重な城だ。
見事な軒のラインの連続性。コンクリートで復元された多くの城とは歴然と違う風格が漂う。
武家屋敷街を散策。小泉八雲邸に立ち寄る。小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)はなんといっても「怪談」である。以前書いたが、小学校低学年のときに「二十四の瞳」と一緒に母親から買ってもらった1冊である。これも何度も何度も繰り返し読んだものだ。
この家もやはりこじんまりとした作りで、妙に落ち着く。つくづく日本の文化っていいなぁと感じる。
旧家の軒の作りも面白い。
縁結びの神社。詳しくはてん子&satoyanのブログで。縁結びはどうでも良かったが、中央で携帯カメラを構えている女性に少し恋をした、すぐに終わったけど。
どーだぁの足立美術館の日本庭園。確かに凄いが、きっちりしすぎて侘び寂びが足りないなぁ、外人さんには受けるだろうけど。現に海外の評価で数年連続して日本一の庭園の称号が与えられている。ボクはやはり、京都あたりの古寺の小さな庭の方が好きだ。
横山大観や魯山人の作品は流石の迫力。こういったボクらでも知ってる人の作品は、玄人が見て凄い部分もあるだろうが、素人が見て分かりやすいという部分も兼ね備えていると思った。
足立美術館の隣は安来節の記念館だった。どじょうすくいってここが本場とは知らなかった。
だんなちゃん&ゆうこさんお勧めの魚山亭の海鮮丼。新鮮魚介のもちろん旨いが、酢飯の具合が真によろしい。客が引きもきらず入っていた。
さあて、境港と言えばここ!水木しげるロード。
水木しげるの描いた妖怪達が3次元で復元され、実に生き生きとした造形の銅像が2kmに亘って並んでいる。ここは本当に楽しかった。
妖怪ぬらりひょん
今にも走り出しそうなおばけ草履
すねこすり
食べ物、飲み物、お土産・・・・鬼太郎づくし
地味だが、個人的に一番好きだった小さな一反木綿
メフィストと悪魔くん
のんのんばぁと幼い水木しげる
いつも驚いているサラリーマン田中さん
涙が出るほど懐かしい店構え。
店内には量り菓子が入れられていたであろうブリキのショーケース
砂かけばばぁ
子泣きじじぃ
悪魔くんの百目
この後、温泉に入って腹も減ってきた、さあ買出しをして大根島のおかあさんに合いに行こう!