ちゅらかじとがちまやぁ

いへやのはなし

先日、伊平屋島に一泊で遊びに行った。静かできれいな海にすっかりリラックスして帰ってきた。
このところ琉球新報の夕刊で「戦争を生き残った者の記録」という連載が続いていて、米軍の具体的な資料や、住民達への詳細なインタビューで構成された記事は淡々とつづられているだけに、当時の悲惨さがより伝わってくる。
そして今は偶然、伊平屋島と粟国島の話が続いているのだ。その自分が行ったばかりの伊平屋島の昭和20年の初夏に起こった出来事に慄然とした。

昭和20年6月3日、午前10時45分に予定された上陸時間に備えて2時間半前の午前8時15分から3時間半後の11時45分まで徹底的な艦砲射撃が続き、さらに9時55分からは艦載機によるナパーム弾攻撃が上陸予定地点の裏山頂上に30分に亘って続く。合わせて艦載機による機銃掃射とロケット弾攻撃まで行われた。
あんな小さな島に充分過ぎるほどの攻撃を行って米軍は大挙上陸を開始した。
しかし、上陸した島には日本兵は一人も居ず、居たのは鉄の暴風によって死体となったり、怪我人となったり、家も畑も徹底的に破壊しつくされた島民だけだったのだ・・・・・・・

あんな逃げ場の無い島で、圧倒的な暴力の前に島の人たちは必死に子供や老人をかばって全然必要の無い攻撃から逃げ回っていたのである。
犠牲となったのは非戦闘員だけ、これ以上無いような不条理な“いへやのはなし”
by tenmorimori | 2006-09-20 21:34 | しかまんけぇ | Comments(4)
Commented by yanbaru5588 at 2006-09-20 22:29
コメントどうしようか。。。考えていました
いへやのはなし ありがとうございます 知らなかったです
本土に伝えられない事実今後ともお願いしますね。

てんもりさん お祭りウィークお疲れ様でした 毎日楽しそうで・・・
いつかケツ出しの仲間に入れてくださいね~~~(笑)
Commented by 太助 at 2006-09-21 01:31 x
てんもり様、いつも読ませてもらっています。

大人の文章と、大きめの写真(特に食物)にすっかりとりこです。
私もこのブログに出逢う前は、沖縄にそんなに美味しいものが
そこら中にいっぱいあるなんて思いもしませんでした。

頭に浮かぶのは昆布、豚肉、アオブダイ、ゴーヤチャンプルーくらいで、
どれもあまり美味しそうには感じてなかったです。
そばにいたっては、ソーキそばしかないのかと思っていました。

それが、ここを毎日のように読んでいるうちに、
食いしん坊の血が騒ぎだし、いまでは沖縄が一番行つてみたい
場所になってしましました。
Commented by 太助 at 2006-09-21 12:48 x
てんもり様、すみません。
下の「祭りのあと・・・・」にコメントするつもりで
間違ってここに書いてしまいました。
Commented by てんもり at 2006-09-21 20:33 x
>こうべさん、こんばんは。
やはり沖縄という現場に居ると感じるものが違いますし、こういった情報に触れる機会が多いですね。いろいろ考えさせられます。
コメントありがとうございます。
さて、ケツダシですが、やるときは思い切りやってもらいますからねぇ~~

>太助さん、初めまして。いつも読んでいただいてありがとうございます。
ボクもこちらに来る前は同じような認識でした。それだけに驚きも大きかったですね。太助さんも是非沖縄を体感してみて下さい。
ブログを拝見しましたけど、太助さんはものごっついがちまやぁですね(笑)これからもよろしくお願いします。
コメント場所の件、ノープロブレムです。