ちゅらかじとがちまやぁ

名前のない料理店 今帰仁の夜

今帰仁のコンドミニアムをお借りして前のない料理店開催。
今回は八丁堀女将改め、日本橋?小伝馬町?女将の久しぶりの沖縄旅行に合わせて小島さんに料理をお願いした。
女将とご友人、そしてたまたま沖縄に滞在中のオリエンタルダンサーアイラちゃん、この夜が明けたら東京へ猫3匹と引越してしまうミカさん夫婦と6人で。
明るかったらさぞかし素晴らしいロケーションだろうという海が目の前の高台にある建物で、星空がものすごくきれいだった。
アミューズはパテ・メゾン2種。
大宜味 青空放牧豚 金武 家鴨(アヒル)
豚はご存じ、山本大五郎さんが愛情持って育てる本物アグー。
アヒルは金武町の合鴨農法で働いた12か月のもの。12か月物って固くて筋張って食用には向かないらしいが、内臓を腹に詰めたまま熟成され身に匂いを写してある。
そして低温の油でじっくりと加熱して柔らかく仕上げてある。
さあ!始まりましたよー
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アグーの主に頭の肉のパテ。食用の花と共に。
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アヒルのパテには生前働いていた田んぼで採れた米を炒ったものがトッピング。
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エントリー①は、与那城 稲藁で燻したカンパチとスイジ貝。
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エントリー②は、伊江島 ゾウリ海老 島米。
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島米をおかゆよりもゆるく煮て生のゾウリ海老に合わせてある。振り掛けてあるのは焦がしネギ。
もう一品は下にちんぬく(里芋みたいなもの)を敷いて茹でた海老の上に沖縄産の柿。
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あーもー、どれもこれも美味しくて美味しくて。
魚料理は、与那城 オオクチハマダイ 赤大根 自家培養島米麹
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冷たい料理で、赤大根はシャーベット状だ、えらく美味しい。
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肉料理
大宜味 青空放牧豚 ヴォロヴァン。
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パイに乗っかったものがヴォロヴァン。
フランスの古い料理で、本当はパイの中に豚肉を包んで焼くとか。
今回はサックサクのパイの上にテビチ等のねっちりした肉が載せられていた。
沖縄の山菜が美味しい。
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もうひとつは、アグーのモモ肉の煮もの。
こちらはヴォロヴァンとうって変わって、まさに肉。歯ごたえを楽しむ。
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オオクチハマダイに添えてあったパンは米粉のパン、こちらは伊江島小麦を使ったパン、どちらも噛むほどに甘味が出てきて美味しい、もちろん小島さんの作ったパン。
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デザート
フロマージュブラン 焦がし黒糖と赤瓜のグラス。
凍らせてあるフロマージュブランが美味しい!焦がし黒糖と合う合う。
このサクサクした粉状の物も美味しい(正体は忘れたww)
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日々進化する小島さんの料理、これからも目が離せない。

名前のない料理店の予約はメールにて問い合わせください。
以下、オジマノハナレより転載。
長いこと据え置きにしていた食事料金、及び出張条件などについては、諸般の事情により改定されていますので、食事会を検討される方は、まずはメールにて小島シェフへ問合せ願います。

問合せ先はコチラrestaurant4sln@gmail.com


by tenmorimori | 2017-12-04 18:16 | 名前のない料理店 | Comments(0)