与那原町 手打ちそば 安珍
古い住宅街の中の比較的新しい住宅を改造した店で、夫婦で切り盛りされている。手打ちの麺で昔ながらのそばの味を守って、地元で人気を得ている。
厚さ1cmも有ろうかと言うロース肉を使った「安珍そば」700円
迫力のロース肉と錦糸卵が特徴的なそば。スープは白っぽく濁ったスープ。
啜ってみると、鰹の風味は押さえられていて少ししょっぱい豚と塩のスープ。しみじみと染み渡るスープだ。いいスープは食べていると出汁の風味が段々変化してくる。
手打ちの麺は白っぽく、他店の手打ちと違ってもちもち感やボリューム感は少ない。フワフワでてろてろとしている、ややちぢれた扁平麺。これはこれで旨いんじゃないの?好きだなぁー、どっかで食べた事があるような麺だった。
帰りの車を運転していて思い出した。あの麺はボクが食べた中華そばの中で最高に位置する今は無き「信兵衛」の麺に似ていた。
手打ちそば 安珍
沖縄県与那原1761
098-945-1913
11:30〜19:00
休日:月・第4日曜休
またまた麺帳へCHECK、CHECK…。
信兵衛は福岡の警固という所にかつてあった中華そば屋です。ご主人の病気のため2〜3年しか営業されていません。
澄んだスープは鶏、野菜、魚介のミックスで、焦しねぎが浮かんでました。薄く切られた大振りのチャーシューは噛み応えがありジューシーで、ほのかな中華スパイスが感じられました。注文を受けてから手打ちの麺を計りで量って湯の中に投入します。
スープ、麺、具のハーモニーが完璧で、よくオプションで煮卵を付けてました。もう10年以上前になるのかな〜
あの当時、ネットも普及していず、画像もありません。食べられないと頭の中で想像して、より美味しかったと感じる事を差し引いても、あの味を超える中華そばには出会えていません。当時食べられた事はラッキーだったのかもしれません。あ〜〜思い出したら食べたくなった(笑)