ちゅらかじとがちまやぁ

高井田式中華そば 麺屋7.5Hz(めんやななてんごへるつ)

まさかあの高井田系中華そばが沖縄で食べられるなんて。
沖縄のラーメン事情は、ボクが移り住んだ2004年に比べると革命的と思えるほど多様化して、いろんな種類のラーメンが食べられるようになった、しかもそのレベルは内地に比べても遜色がないほど高い。
しかし、大阪のほんの一部の地域でだけでしか食べられなかった「高井戸系中華そば」が沖縄で食べられる時が来るとは。
場所は琉大近く、かつて味噌汁「秀」の有った場所に麺屋7.5Hz(ななてんごへるつ)という変わった屋号の中華そば屋さんがオープンしている。
ここが高井田系の中華そばが食べられる店なのだ。
その特徴は、濃い醤油スープと太い丸麺。
高井田式中華そば 麺屋7.5Hz(めんやななてんごへるつ)_b0049152_17284385.jpg

レンゲですくってスープを一口・・・・ドカンとくる容赦の無いしょっぱさ!
おー、これこれ、これが癖になるスープだ。モチモチした特製の太丸麺によく合い、食べ進むうちにしょっぱさに慣れ、鶏がらの出汁の美味しさが心地よくなる。ご飯と食べるのが基本みたいだ。
高井田と言う地域は町工場が多く、肉体労働者が満足できるこの味が完成したのだろう。
早朝から開店しているのは、魚市場の労働者に向けてラーメンを提供している福岡の長浜ラーメンと同じだ。
実は昔、このラーメンが食べたくて難波から電車を乗り継いで元祖の店(光洋軒?あれ住吉だったっけか、ワンタンをセルフで取った覚えがある)に食べに行った事があるので、本場と同じ美味しさを沖縄で味わえるのはありがたい。
あー、もうすでにクセになった、塩分の摂りすぎに注意して(笑)また食べたい。
by tenmorimori | 2016-08-31 17:39 | 昼ごはん | Comments(4)
Commented by cana_mimican at 2016-08-31 17:56
「ドカンとくる容赦の無いしょっぱさ!」?!!笑
色、そのものなのですね。笑
でも地域性があるラーメンなのですね。
塩分補給的な。

Commented by tenmorimori at 2016-08-31 18:15
はい、この店のHPにも夏の塩分補給にどうぞって書いてあります(笑)
でもこのラーメンは癖があるだけに、はまったらクセになります。
Commented by 名無しさん at 2017-04-28 23:33 x
セルフで取るのは光洋軒ですね
住吉はワンタンメンってメニューになってます
(麺抜きの「ワンタン」もあります)
そして、光洋軒や住吉は持ち帰り用のスープをボトル(光洋軒はペットボトル、住吉は一升瓶)で提供してるのですが、7.5Hzでは朝一番に行くと店主がスープをパック詰めしてる様子が見られます
暇な時間帯は、持ち帰り用のスープを準備しているわけですね(高井田系は持ち帰りセットを買い家で麺を茹でる人が多いです)
Commented by tenmorimori at 2017-05-02 19:17
そうなんですねー、ありがとうございます。
また現地で朝から食べたいなー