ちゅらかじとがちまやぁ

久留米のグルメ・・・・すんません(笑)

近年久留米は食の街として注目されている。
豚骨ラーメン発祥の街であり、人口当たりの焼き鳥屋数が日本一の街、そして意外に餃子が美味しい街でもある。
最近は久留米のラーメン屋さんの焼き飯が美味しい事に注目が集まっている。
昔からラーメン好きの会話の中に
「久留米ならやっぱ大龍やろ」
「いやいやオレは大砲やね」
「ばかたれ!丸星があろうもん」
「そげん言うなら丸幸はどげんや?」
「いやありゃ基山やろもん」
「まあ言うたっちゃオレは沖食堂やね」
「あほか、ひろせ食堂ば忘れやんな」
「ひろせて言うたら焼き飯ば食べないかん」
全員納得
そう、ひろせ食堂はラーメンも旨いが焼き飯が名物。
普通サイズの2倍はあろうかという山盛りの焼き飯は、完食できない人のために店内にセルフで持ち帰り用のセットが置いてあるほど。
今回、持ち帰るために並んで待ってる間に店を観察。
広い店だが、店主夫婦と多分先代の奥さんなのか、店主のお母さんらしい人が焼き飯の担当。
張り紙には「超人手不足のためお待たせします」。
店主は黙々とラーメンを作り、奥さんはホールと会計、食器洗いと動き回る。
そしてお母さんが次々入る焼き飯の注文にエンドレスで焼き飯を作り続けている。
中華みたいに鍋をがんがん煽ることはせず、木のしゃもじで鍋底の方からご飯を返しながら、ここぞというポイントで両手でしっかり鍋の柄を持ち(小柄なおばあちゃんなので片手では大量の焼き飯を返すのは無理)ガンッと音を立てて鍋を返す。途中2回ほどこのガンッをやって仕上げに鍋肌から醤油を注いで混ぜて完成。
長々書いたがこれがその焼き飯だ。
持ち帰りにして自宅で炒めなおしたもの。まさか沖縄でこの焼き飯が食べられるなんて(嬉)
とにかく美味しい。これはもう熟練の技としか言いようがないな。
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そして久留米荘のうどん。
近年、ラーメンのトレンドとして流行っているのは「ごくにぼ」。
これでもかと煮干しの効いたラーメンでボクも大好き。
久留米では何十年も前から「ごくにぼ」がある。久留米荘のうどんだ。
ボクが久留米荘を知ったのは平成8年の冬、そろそろ20年になるのか。
ある日久留米岩田屋の地下を歩いていたとき強烈な魚介出汁の匂いがしてきて、その匂いをたどって行き着いたのが久留米荘だった。
即飛び込み即注文、出されたどんぶりを見て驚いた。
博多のうどんではありえない濁ったすめ、そして表面は泡立っている、煮干しの強烈な香りにたまらずすめをひと啜りするとガツンと魚の出汁に昆布の旨みが加わる。麺はてろてろした柔い麺だ。
一発で大好きになり、今でもときおり通っている。
かけうどんに大きな稲荷を注文し、稲荷に付いてくる昆布をうどんに乗っけ、さらに途中で稲荷の衣をはがしてうどんに乗っける簡易きつねにする。
これも持ち帰って自宅で食べた。
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っはぁ~~~~~~、染みるばい。
地味ながらももうひとつの久留米名物はキムラヤのホットドッグ。
昔から変わらない特徴ある蝋紙に包まれたホットドッグはシンプルにキャベツと縁の赤いプレスハムにマヨネーズ。
不思議に美味しく忘れられない味なのだ。
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博多はもちろん美味しいものだらけだが、周辺の街もどんだけってくらい美味しいもんにあふれている。
九州恐るべしなのだ。
by tenmorimori | 2015-08-04 09:20 | お取り寄せと旨い土産 | Comments(2)
Commented by アホの坂田 at 2015-08-05 13:50 x
>炒飯 しゃもじで鍋底の方からご飯を返しながら

TVで中華料理人の家庭で美味しく出来る炒飯の

創り方を視て真似したらこれまでにも無くパラ

パラ美味しく仕上がりました。

ここのお店と同じく、家庭用でも中火でフライ

パンを返すこともなく、ただかき混ぜる様にゆ

っくりご飯を返す程度で忙しくも力も要りませ

ん、時間を掛ければ今迄になくしっかり炒めた

のが仕上がりました。

先に白飯と生卵を混ぜて置くのは同じでした、

味付けは塩だけで、隠し味に少し砂糖を(我流

です)。

Commented by tenmorimori at 2015-08-06 18:43
炒飯(ひろせの場合正しくは焼き飯)には人それぞれ一家言ありますよね。おばあちゃんの熟練の技でした。
テレビや漫画の影響で炒飯は強火で鍋を振り、はじき上げられたご飯が火にあぶられてパラパラになるというのはボクは信じていません(笑)
我流が旨いんです、いいんです。
ボクは炒飯よりも焼き飯が好きです。