ちゅらかじとがちまやぁ

唐津 一竜軒 豚骨ラーメン珠玉の一杯

今回、唐津に行くのは20日の夜に開かれる「一竜会」に出席するため。
麺好き繋がりでもう10年以上の付き合いのある佐賀のT氏からお誘いを受けたのだ。
一竜会とは今回で9回目となる、唐津の一竜軒の大将を一竜軒ファンで囲むと言う会。
川島豆腐で昼を食べた後だが、せっかく唐津に行って一竜軒のラーメンを食わずに一竜会には行けないぜ。
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ボクらの仲間に「魚紳さん」という子供の様な心を持った優しい人が居て、10年ほど前に不慮の事故で亡くなられたが、一竜軒のラーメンを食べるといつも思い出す。
以下、魚紳さんが書いた一竜軒への愛に溢れた文章です。
へのさんのブログにこの文章が残っていましたので引用させて頂きます。
「一竜軒物語」  一竜軒応援団長 山本魚紳

 ~ 第一章 ~

一竜軒について
今から25~30年くらい前に南小倉駅の裏に行列ができるラーメン屋として超有名でした。元旦の3時くらいに行くと30人は一度に入れるくらいの大きな店なのに行列ができていたのにはビックリ。当時「おいらの街」というタウン情報誌の読者が選ぶラーメンコンテストでも毎年ダントツ一位でした。当時の小倉の人ならほとんどの人が知っていると思います。もちろんけっきょぉさんも大ファンです。それが私がしばらく小倉を離れ3年後に行ってみたらなんとなくなっていたのです。食べたくて夢にまで見ていた私はガクゼンとし、以来1年間、方々で一竜・一竜軒・一龍軒という名前があったら飛び込んであの味を探し求めました。近所の人に尋ねたら「ああ、あのラーメン屋あまり違法駐車が多いんで近所といつももめてうっとうしいからやめたっていってなんでも郷に帰って豪邸たててのんびり暮らしているらしいよ」と。で、もうやっぱりやめたんだろうとあきらめていました。

 ~ 第二章 ~

昨年、あまさんのページで一竜軒という名前が唐津にあるというのがわかり私が同じかどうかを検証に行ったわけです。もう、感動でした。店の前のにおいで確信しましたが、あのおじさん、あのおばさん、そしてなによりあの麻薬ラーメン(小倉の時はもっと濃い味でしたが)。おばさんに小倉でファンだったと話すとおみあげに健康ドリンクとようかんをもらいました。以来、ラーメンの横綱と絶賛してやまないのです。あんな丁寧な仕事のラーメンはめったに食えるものではないでしょう。確かにへのさんの考察通り久留米ラーメン系ではあるのですが、やっぱあれだけインパクトのある味の深みはどこにもないと今でも思います。ズイが残っているのもたぶん一竜軒が小倉で最初です。魁龍はそれを徹底的に追及したものでしょう(あそこまでやるとちょっとくどいと私は思う)。あまさんが言うように年を取ってくるとますますあのラーメンの完成度のすばらしさが解るのかもしれませんね。

 ~ 第三章 ~

だまされたと思って3回食べてよといつも連れて行く人に言っているのは、3回食べれば必ず夜中に無性にあの味が食べたくなる日がくるのです。のどからなんか味がよみがえってくる。だから麻薬ラーメンなんです。これを自覚した時から自動的に団員になるのです。ただ、団長として三つ、今懸案事項があります。1.違法駐車をしないように啓蒙する(また怒ってやめられたら困る)2.後継者(弟子)を入れる 3.営業時間をせめて日曜日のお昼だけでも開けて欲しい。(だって水・日休みでしかも11時30分から3時までというのは唐津以外の人は食べられるチャンスが圧倒的にない)団長としては以上をおいちゃんに提案しようと思うのですが、いつも行く度にあの笑顔でいいつもありがとうございますと言われると言えなくなってしまう。この間おばちゃんに「もっと営業時間延ばしてよー」と言ったら「もう年寄りにはきついけねー」とポンと肩をたたかれてしまった。

 ~ 第四章 ~

あっそうだ。豆の謎だ。忘れてた。あれはある日おばちゃんがあんまり待たせるので悪いからと自分たちがおやつに食べていたトウマメを出したらなんかとってもおいしそうに食べているので、うちのラーメンの味に合うからと出し始めたそうです。でも本当はあれをポリポリやっていると唾液が出てラーメンを食べる前のイントロダクションになると私は考えています。ちなみにチャーシューも白っぽいのに噛めばしっかりと味がのっているし、紅しょうがは無添加の梅酢漬けです。だから食べ終わった後、少し食べると油がすーーと消えていくのです。そして時々やわすぎるけどかしわご飯もあわいけど深い味で絶品です。私はいつもラーメンには白おにぎりと思っているのですが、なぜかあのラーメンにはかしわ飯があうのです。
という事で長くなりましたが以上が真相です。へのさんは文章うまいから読みづらくてごめんね。


魚紳さん、若いお弟子さんが入っていましたよ安心してください。
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いろは島温泉へ。田植えが終わった棚田の緑がきれいだった。
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by tenmorimori | 2015-06-23 11:50 | 博多んモン | Comments(0)