延岡市 きたうら善漁。その1
店主の吉田さんは、祖父の名前を頂いて料理人吉田善兵衛としてますます気合が入っていた。
小島さんとJ子と3人でカウンターでじっくりと楽しむ予定だったが、J子と2人でカウンターに付く。
まずは海胆。
海胆が育った海域の海水で洗い、海胆の旨味を引き出すために出来るだけ水分を抜いてある。
甘い甘い、そして鼻に抜ける海胆の香りに食欲がいや増す。
最初に海胆!これがきたうら善漁。の考え方だ。
若いスタッフが山葵を目の前でおろして盛り付けてくれる。
美味しい山葵は自由に自分の好きなように料理に合わせて下さいと言う遊び心。
キンツの肝和え。
この美味しさにはびっくり!食感を落ち着かせるために予約時間からさかのぼって3時間前に〆られて、配膳の直前に肝と和えてある。その肝も雑味を取り除くためにゆっくりと火を入れられて滑らかに甘く美味しく仕上がれている。色んな魚で肝和えは出されるが、間違いなく今まで食べた中で一番美味しい肝和えだ。
ねっとりとした魚の身と肝の爽やかな甘さ、最高!
椀物は・・・・・
なんと朝採れの筍とフグの白子。
昨夜、フグの白子を食べ損ねていたので嬉しい驚き、それも最高の状態で。
汁物の白子、うめぇなぁ~~~~~
鰆の炙り。
こんな美味しい鰆は初めてってくらい美味しかった。3日ほど熟成されてうまみ成分が溢れて、さらに皮目を炙ることでその香ばしさが半端ない。
怒涛の後半、続きは明日
何食べても、美味しいんだろうなと想像できます。