春の隆盛
思えば昨年5月、全くの飛び込みで入った隆盛。
今夜もノックアウトだ。
J子シズカカップルが先に来ていてボクはちょっと出遅れ。
いきなりの鉢には鯛の白子。添えられたアオサ?が旨い。
大将が摘んでくる田せりと薄揚げ。さっとゆでられたせりは、えぐみも無くあくまでもさわやかだ。
わらびと枕崎の鰹節。
あん肝の酒蒸し。
刺身。
対馬産の生まぐろと・・・・
おこぜのあん肝和え、うひぃ~~~~!
ほうれん草はにんにくと鷹の爪でさっと炒められ、絶妙の火の通りかた。
大将がそら豆を一個一個丁寧にむき、すり鉢で摺り下ろす、そしてなにやら沈思黙考。
やおら鯛の白子を混ぜて摺り入れ、出来たものがコレ!
空豆独特の香り、舌触り、白子の旨み渾然一体となって舌にまとわりつく。
店に入ったときに酢飯があったので、太巻きをリクエスト。
わくわく
出来たぁ~~~、せりの香り豊かな田ぜり巻き。
名物貝汁。
身はぷっくりと新鮮。
きちんと選別された浅利貝は殻のきれいさで旨さが違うという。
こういう小さな事の積み重ねで、薄皮を一枚づつ剥いでいくように味の輪郭、ピントがぴしゃりと合っていくのだろうなぁ。
美味しい店ってそういう事なんだろうなぁ・・・・・
十割蕎麦粉を捏ねる。
あっと言う間に出来た蕎麦がきの薄焼きは、粟国の天日干し塩と隆盛特製カレーで、旨いっ!
生まぐろの皮裏焼。
和牛すじ煮込みラーメン。
ママさん特製パンナコッタはきめ細かく詰まったミルク感たっぷりの美味しさ。
抑えられた甘みをイチゴソースが引き立てる。
PHOTO Caplio GX100
セリの太巻きと、蕎麦がきの薄焼きは参考にしよっと。
和牛すじ煮込みラーメンも美味しそう~
ここの大将のアイディアと腕は凄いですね!!
>ナベさん、ほぼ1年間を味わましたが、いつも旬の食材とそれを調理する大将の腕にやられます(笑)