風庵で午後を過ごす 「風まかせ」
風庵のダンさんが提唱する、沖縄そばを中心にした懐石風のコースだ。
名乗りを上げたナオコさん、ひ~~~~~さん、そして京都でお世話になったRubbyさんとそのお友達、そしてボクの計5人でカウンターを貸切にしてもらって2時半から5時までゆったりと暖かい午後を過ごした。
まずは、風庵では必ず出される小さなサーターアンダギー。
前菜は、豊見城、今帰仁、熊本産の3種のトマトを岩塩で。
そして小さめのソーキそば。今日の出汁は気合いが入っている。
糸満の豆腐屋さんから仕入れられているゆし豆腐と梅肉をちょこんと乗せたゆし豆腐やっこ。
トマトにしろゆし豆腐にしろ、余計な味付けは極力避けられ、素材そのもののしっかりした味を存分に味わえる。
そして風庵の出汁に茶蕎麦。茶蕎麦に乗せられた大根?もやし?とほうれん草。
ほうれん草の風味が微妙に染み出してくる様が楽しい。付け合わせはもずく酢。
そしてご飯ものは雑穀米と漬物盛り。
あぶら味噌ではなく、脂を落とした豚肉味噌。
ハンダマー(水前寺菜)のお浸し。
ゴーヤーと大根のピクルス。
そしてしぶい(冬瓜)。
出す前に炙られた三枚肉の煮付けは香ばしく、柔らかすぎずキシキシした歯応え。
やや濃い味付けに、付け合わせの温野菜が舌をリセットしてくれる。
黄金(くがに)そばは平べったい麺だ。つゆの絡みが微妙に違い、スープの味わいが変化する。
金箔に午後の光が映える。
そして仕上げにつゆのみが出された。
風庵自慢のカツオ出汁スープは素で味わうとスープ単体としての旨みが際立つ。
デザートはヨーグルトにざらめの黒糖かけ、青森のカシス。シークヮーサージュース。
必ず食べたいパンプキンぜんざい。
開け放った窓からときおり入る風が心地よい。
まさに風まかせ・・・・・ダンさんのお持て成しをふわぁっと感じて気がつくと2時間半が過ぎていた。
写真を見ていると、改めて味が浮かんでくる、と同時にそれぞれの料理が盛られた器のなんと美しいことよ。
3000円でこんなゆったりとした午後が過ごせる。
ダンさん、このコンセプトは素晴らしいです!
瀬長島、2月1日の日が暮れる。
PHOTO Caplio GX100
最近、仕事でストレスたまりまくって頭おかしくなりそおーです。転職しようかなあ(泣)
仕事のストレスですか、慣れて来ると責任も重くなるし、対人関係も気になりますよね。
ストレスが食欲に向かうとえらい事になりますんで、沖縄で発散しましょう(笑)
>Rubbyさん、もうお帰りですね。
気持ちの良い午後でしたねぇ、ほんと季節の移り変わりで食べてみたいコースでした。
瀬長島でのんびりされましたか?
(器もひっくるめての完成品として→)涙が出るほど美しいお料理に唖然とするのみ。
ため息とため息とため息しか出てきませんでした。
あんなお出汁があるんですねぇ・・・(はぁぁ
食事に誘った友人夫婦それに私の夫。
みんな食事の間中、こぼれるのは笑顔とため息だけでした。
半年以上前の記事への今更のコメントでごめんなさい。
でも、どうしても報告とお礼を申し上げたかったのです。
ありがとうございました。
すばらしい人・すばらしいお店を教えていただけてとても感謝しています。
こうやって、ボクの日記を信じて行かれて、喜んでもらう。
嬉しい事ですほんとに。
場所、器、料理、持て成し等々、内地はおろか沖縄でも他には無い素晴らしい時間を過ごせますよね。
こちらこそご報告ありがとうございます。